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「しやくしょ」それはあの世とこの世の境界線

【漫画】死役所のネタバレや感想を書いてます

「死役所」独断と偏見で、ランキングしてみました   \(^o^)/

ホラ~大好き!
でも怖いの苦手な零です(^^ゞ

 

現在発売されている1巻から7巻までの中で

独断と偏見でランキングしちゃいましたー!!

 

‥という事でヨロシクです!

 

※ 青い文字をクリックすると書いた記事に飛びます。

第1位 2巻 第10条 初デート

このお話は、夏加という15歳の女の子が
好きな男の子と初デートの最中に死んでしまったお話です。

 

その男の子には別に彼女がいた‥。
そんな事、夏加は知っていた。

 

転校する前に最後の思い出に
デートだけして欲しいと、お願いしたのだった‥。

 

 少しでも彼に可愛く見られたくて

夏加は、履きなれない花の付いた
可愛いパンプスを履いて出かけた。

 

 それが、こんなことになるなんて本人も思っていなかった‥。

 

 

デートの最中、そのパンプスのせいで靴ズレをしてしまう。

 絆創膏を買ってきてやるから、そこで待ってろ!と言う彼。

 

そこにトラックが!!

 

気が付くと夏加は死役所にいた。

 

「あたし‥死んだんですね‥しかもこんな姿で‥」

 

夏加の体は、トラックに引かれ

 

手や足の骨が剥き出しになり

お腹の皮膚が破け、腸が飛び出していたのだ。

 

シ村が、好きな人の目の前で死んだと聞き
夏加にこう言うのだった。

 

きっとその方にとって忘れられない思い出になったでしょうねぇ、と。

 

 

おじさん‥頭、おかしいんじゃないですか?

 

 

人1人が死んで、こんな姿になるのを見て、

何が思い出なんですか!!

 

 

そう言われてもシ村はにこやかな顔で

姿はどうあれ、誰かの心に残り続けるならば
喜ばしいことなのではないですかねぇと。

 

 

その言葉を聞いた夏加は

シ村の頬を、思いっきりブッ叩く!!!

 

 

ふざけんな‥

ふざけんな!

 私はこんな姿で智也の心に残っても

嬉しくないんだよっ!

 

あっあたしはっ‥

いつか忘れられてもいいから


ちゃんときれいなまま、普通のあたしのままで‥


生きて‥お別れしたかったのに‥

 

死にたくなかった

死にたくなかったよぉ‥

お母さん、お母さーん

 

と泣き崩れるのであった。

 

 何度読んでも泣けてくるお話です。

シ村のヒニクたっぷりの言葉に灸をすえる
職員の松シゲの言葉にも注目です。

 

 あんた、もう少し考えて喋んねーと駄目だわ。

随分と怒だせちまって、気持ちよく成仏できねぇだどうに‥。

 

 

第2位 4巻 第16・17条 吊るすもの吊るされるもの

第16条・吊るすもの吊るされるもの①

第17条・吊るすもの吊るされるもの②

 

  生前、シ村が入っていた拘置所の刑務官だった 杉という老人の話です。

  彼は胃癌で亡くなり、死役所にやって来た。

 

 

杉は生前、毎日、死刑囚の見回りをしていた。

 

その中で、沼尻という死刑囚が元気がない事を気にかけ

なにか生きがいを見つけてやろうとするのです。

 

死刑囚は罪を犯した、でも

生まれ持っての悪人なんていないと杉は思っていた。

 

 

庭に咲いていた野菊を見て杉は、
気晴らしになればと沼尻の所へ持って行く。

 

しかし、沼尻は喜ぶどころか菊の花を見て  

 

弔いの花じゃ!迎えが来る‥

嫌じゃ 死にとぉない 死にとぉない!!

嫌じゃ 嫌じゃ 嫌じゃあ!!  

 

と暴れだし、しまいには

杉の首を絞め始めるのだった!!  

 

そんな事があっても杉は、沼尻をかばうのだった。

 

自分が勝手に花を差し入れたばかりに
いらぬ恐怖を与えてしまったと。

 

どれだけ重い罪があっても
僕の前では 確かに1人の人間だ

 

処刑の日までは
心安らかに生きて欲しい‥と。

 

 

沼尻の死刑が執行された次の日
杉は市村に話しかけられる。

 

 先日は死刑執行お疲れ様でした。

被害者遺族はきっと喜んでいるでしょうねと。

 それであなたはどうでしたか? 

 被害者遺族の無念を晴らした事を誇りに思いますか?

 

そう尋ねる市村に杉は、この仕事に誇りなんてないと言う。

 

僕はやりたくなかった‥

僕はあいつを憎んでいなかった

憎んでいたのは被害者遺族じゃないか

 

憎む者がやればいい
関係ない人間を巻き込むなよ!

 

僕は殺したくなかったのに‥ずるいじゃないか!

憎むだけ憎んで、最後は人任せなんて!  

 

杉は「死役所」で、自分が死刑を執行した死刑囚の沼尻が

懸命に仕事をしている姿を見かけるのであった‥。

 

 

確かに、死刑囚に恨みを持つ遺族に
最後のボタンを押させればいいんじゃないかと僕も思う‥。

 

それで、恨みが晴らせるのであれば‥。

 

 

死刑執行台に登るまでのリアルな描写に

本当にこんな感じで執行されるのか?と

ゾッとするお話でした。

 

 第3位 5巻 第21~23条 林晴也

第21条 林晴也①

第22条 林晴也②

第23条 林晴也③

このお話は「死役所」の職員をしているハヤシの生前のお話です。

 

死んだな、お前の親父

 

ハヤシの父方の祖父の葬儀
実の父親から突然言われる‥。

 

このガキ、俺の子供じゃねーんだよ

俺の死んだ女房と、この男(祖父)の子供なんだよ!

 

こいつ、俺の弟
俺、こいつのお兄ーちゃん

 ははは なあー笑えるよな?

自分の女房、親父に寝取られてさ!

俺、ずっと父ちゃんって呼ばれてたの‥。

 

これが悪夢の始まりだった‥。

 

晴也は 袋から骨壺を取り出し  

マンションのベランダから

じいちゃんの遺骨を投げ捨てた!!

 

 

 そして泣き崩れる晴也を姉はそっと抱きしめ

 

悲しいよね‥悔しいよね‥

でも姉ちゃんは、姉ちゃんだけは

ずっっと晴也の味方だからね

何があっても、何をしても‥。

 

 

その後、高校生になった晴也は
幼なじみのまりあと同じ学校へ通う。

 

学校では、仲のいい2人に焼きもちを焼く
墨谷という女子生徒が、 まりあを陰で虐めていた。

 

 

その虐めの酷さに怒った晴也は墨谷を

2階のトイレの窓から投げ落としてしまうのだった!!

 

 

姉は遺骨の次は生身の人間か‥

このままエスカレートなんてしないよね‥?と案じていた。

 

 

その後 ハヤシは、まりあと
出来ちゃった結婚をするのだが

 

その時に、隠し事の出来ないハヤシは
まりあに自分の出生の事を話した。

 

姉から、出生の事は隠しておくように言われていたのに‥。

 

 それが後に、大事件に発展することも知らないで。

 

 

ある日、まりあがハヤシに話があるから
早めに家に帰ってきて欲しいと言う。

 

そして家に帰って来るとそこには見知らぬ男が‥。

 

その男はハヤシに、まりあと別れて欲しいと言い出す。

 

子供も、自分とまりあの間に出来た子供で
ハヤシの子供ではないと言うのだった!

 

ハヤシは思ってしまった。

まりあは、気持ち悪かったんだ

 俺が、お爺さんの子供だと知って‥。

 

まりあの裏切り行為にショックを受けたハヤシは

 

 

男とまりあを殺害し、

それを見て泣き叫ぶ小さい子供まで

殺めてしまうのだった!!

 

 

死刑執行がされ死役所にやって来たハヤシは

 

3人を殺した事は今でも後悔はしていないと言う。

 

しかし、殺人犯の弟を持ってしまった

姉の事を思うと心が痛むというのだった‥。

 

 

ハヤシの可哀相な生い立ちに共感し
第3位に選ばさせて頂きました。

 

 第4位 1巻 第2条 命にかえても

 

顔半分が無いこの表紙の絵を見たのがキッカケで
「死役所」というマンガを読み出し、どっぷりと
ハマってしまった僕にとって記念すべき作品です。

 

このお話も切ないお話です。

 

だって彼女の死は‥無駄死だったら‥。

 

身を挺して社長を助けたのに

 

実は従業員たちの殺人計画の巻き添えになってしまったのだから‥。

 

 

この話の主人公の涼子は、前科持ちだった為
どの会社も履歴書を見ただけで雇ってくれなかった。

 

 

そんな時、自分に優しくしてくれて
仕事を与えてくれた工場の社長に感謝していた。

 

他の従業員も社長に拾われて
感謝していると思っていたのだが‥。

 

 

‥実は、社長は良い人なんかでは無く


腹黒い奴だったのです!

 

 訳ありの人間ばかりだからと
低賃金で異常な重労働をさせ

 

 自分の私腹ばかり肥やしていた。

 

 

金に汚くて、従業員たちを
保険にも入れずに働かせていたのだ。

 

 

その事を、快く思っていなかった
従業員たちが、わざと事故を装って

 

社長を殺す計画を立てたのだ!!

 

 

そうとは知らずに

自分の身を挺してまで社長を助けた
涼子が可哀想でなりません。

 

 

 本当の事を知らずに死んでしまった涼子は
ある意味、幸せだったのかもしれません。

 

 

第5位 5巻 第24条 命の放送

このお話、実は僕、結構好きなんです(笑)

 

最初はこのネット配信をする男の言っている

 

草生えるとか、バンとか凸とか‥
意味不明だったんだけど

 

調べてみたら、ネット用語だったんだね~!(w)

 

そして僕と同じく、ネット用語を知らなかった
シラ神さんとシ村さんの漫才の様なやり取りがウケるんです(笑)

 

ここが僕のツボです(≧▽≦)

 

「草が生える事を随分心配されてましたよね‥

園芸のご趣味もあったんでしょうか‥」(シラ神)

「そうかもしれませんねぇ」(シ村)

 

主人公と同じくらい、シラ神さんが
いい味を出しているお話です。

 

wwww ⇐ これが草生えるです(笑)

 

 

このブログでは、お客様(死者)中心で
ネタバレしているので

 

職員達の何気ない言葉等を
省略している事があるのですが

 

職員達のプロフィールを読んでもらうと
職員の性格やエピソードが分って面白いですよ!

 

 

このお話のよしあきは、生前、
くだらない内容の生配信をしていて

 

閲覧数も一桁で、殆ど見ている人がいなかった。

 

 

しかし、肝硬変という病気になり


死ぬ間際まで病院から自分の病状を生配信した事で

 

検索数が上がり始める‥。

 

 

 よしあきの、最後の生配信はこんな風だった‥。

 

【闘病】黄疸を色んな黄色と比べてみた

 

黄疸がひどいでーす!

 

せっかくなんでどのくらい黄色いか見てくださーい

 

(よしあき黄色い)

(黄色よしあき)

 

こっちがバナナ、こっちがオレ

 

こっちがみかん、こっちがオレ

 

(何だこれwww)

 

(見分けがつかん)

 

(wwww)

 

‥‥‥‥

 

 

よしあきは亡くなる前の1週間
昏睡状態だったのにこう言うのです。

 

 

1週間あれば絶対もっと視聴者数増やせてるわ!

 

寝てたのもったいネェェ~!

 

死ぬ事よりもネット配信の事を心配するのでした。

 

 

 

そして、よしあきの葬儀を誰かが生配信し始めるのです‥。

 

【闘病】よしあきの葬儀に凸してみた【終了】

 

はーいよしあきの葬儀に来ました!

 

よしあき死にました!

 

(よしあき死んだの?)

(うそだろ)

 

立派な葬儀場ですね~

 

(こんなとこ撮っていいのか?)

 

見てください、お花がたくさん!

 

よしあきが愛されていた証拠ですね~

 

 

あっ、あの棺によしあきが

入っているんですね~

 

なむなむ~ち-ん

 

(不謹慎すぎワロエナイ)

 

(おいよしあきの葬儀放送大量に流れてんぞ!?)

 

 

動画が注目されて、人生が
180度変わってしまう事もある昨今

 

一獲千金を夢見て、過激な内容で注目を集めようと
行き過ぎた行動をし、逮捕される人もいます。

 

現代のネット社会の在り方に
一石を投じるようなお話でした。

 

 第6位 3巻 第14条 前を見て

 このお話は、今のスマホ社会の中に

本当にあってもおかしくない話だと思いました。

 

高校生の麻帆が、携帯をスマホに買い替えた事から
不幸は始まるのです。

 

 

クラスで一番仲の良い、理奈にも
スマホに変えれば?と勧める。

 

しかし理奈は、興味がないからいらないと言う。

 

 既にスマホを持っているクラスメイトから麻帆は
LINEのグループに誘われ、メンバーになった。

 

 しかし、返信がちょっとでも遅くなると

 「無視してんじゃねーよ!」

 と、書き込まれてしまう‥。

 

 麻帆は、それをきっかけに

みんなの輪から外れるのが怖くなり、

どんな時でもスマホを手放す事が出来なくなってしまった。

 

スマホの返信で忙しく


理奈の話を、いつもうわの空で 聞いていた。

 

歩いている時も麻帆はスマホの画面ばかり見ていた。

「麻帆!もっと右に寄らないと危ないよっ!」

 

 理奈が注意してくれていたのに‥

 階段から転げ落ちてしまった!!

 

‥しかし、階段は、麻帆の右側にあった‥

 

俺の友達でもいるんですよ~!

人が話してる最中なのに、

メールやLINEの画面ばかり見てる奴が‥。

 

人間関係をおろそかにしていると貴方も
間接的に殺されちゃうかもしれないよ‥!

 

 

 第7位 7巻 第30~32条 加護の会

 

第30条 加護の会①

第31条 加護の会②

第32条 加護の会③

このお話は、知らず知らずのうちに洗脳されて

死ぬ事も怖くなくなってしまった哀れな青年のお話です。

 

 

人は誰でも何かしら劣等感を持っている

 

そんな心の隙間にそっと忍び込んでくる宗教‥。

 

 この話の主人公、寺井修斗は知名度の低い大学に通っていた。

 

 医大生で、自分より優秀な弟にコンプレックスを感じていた。

 

 

そんな時、お祖母ちゃんに誘われ、講演会へと足を運ぶ。

 

そこには、信者と思われる、笑顔の美しい女性が‥。

 

講演会で教祖が話し始める‥

 

私は弱さを持ったあなたが大好きです

愛しています‥

あるがままのあなたを愛したいのです‥と。

 

 

大学の勉強が分からない修斗は
やりたい仕事がある訳でもないし
勉強して何の意味があるのかと思うようになっていた。

 

そして、学歴に関係なく自分自身を受け入れてくれる
「加護の会」へと自ら足を運ぶようになっていった‥。

 

家族にはシェアハウスをすると言い
信者達と生活をし始めるのだった。

 

 

 盟約(入信)するには

携帯電話を解約し、財産は全て寄付し

通帳と印鑑も渡さなければならなかった。

 

普通ならここで可笑しいと思うんですがね‥。

 

 

俗世と縁を切り、信者達と
自給自足の生活を始める。

 

こういう所では、Hな事をするのは
ご法度かと思いきや!?

 

あの美しい女性が

 

生理現象は自然な事、

他者との触れ合いは愛を育むのよ

 

私でよかったら、後でお手伝いするわ

そう言うのであった!?

 

 

その後、その女性と体の関係を結び

 

心も体も、完全に洗脳されていく修斗。

 

 

その後、修斗の弟が気づき

「加護の会」から修斗を抜け出させようとやって来る。

 

しかし、すっかり洗脳された修斗は

「恭平も入信しろ」

と、言い始めるのであった‥!!

 

 

弟が修斗を無理やり家に連れ戻そうとした時の

 

修斗の慌てようが凄いんです!

 

「加護の会」の敷居を一歩出ただけで

 

ばかっ!放せ!放せって!

 

助けて!


さらわれるっ!

 

やめろおおおおお!!

 

外は嫌だ、外は嫌だ!

 

これが洗脳と言うものなのかと、思う瞬間です。

 

 

一度修斗は、家に戻されるのだが隙を見つけ
家から脱出し「加護の会」へと帰ろうとする!

 

気が付いた弟が、追いかけて来る!

 

捕まってたまるか!

 オレの居場所は「加護の会」なんだ!

 

 

信号を無視して交通量の多い道路を渡り始める!

 

 

止まれシュウ! 

止まれー!!

 

‥‥

 

オレは会の教えで死を受け入れていたから

全然怖くなんてなかったです。

 

オレは自分らしく生きて自分らしく死んだ
誇りを保ったんです。

 

 

人の心の隙間にそっと忍び込む

宗教の恐ろしさを垣間見たようなお話でした。

 

 

第8位 2巻 第9条 石間徳治

 石間徳治とは「死役所」の他殺課で働く職員イシ間の生前の名前。

 

この第9条では、イシ間がどうして

死刑囚になってしまったのかが明かされます。

 

 

奥さんに先立たれ、子供がいなかったイシ間は

両親を失った姪っ子のミチを引き取り一緒に暮らしていた。

 

ある日、家の裏の畑から、物音がした!

 

行ってみるとそこには2人の少年が‥!

 

お腹を空かせ、畑に植えた芋を盗もうとしていた。

 

石間とミチは、怒るどころか、その少年たちに

大根を持たせてあげるのだった‥。

 

 

ある夜の事、仕事で石間の帰りが遅くなる。

 

家に着くと何故かミチがいない!?

 

畑から物音がする‥。

 

また芋泥棒か?

 

石間がクワを手に歩いていくと‥!!

 

あの時の、芋泥棒をしていた兄弟が

 

ミチを強姦していた!!!

 

それを見た石間は激怒し、少年たちを
クワで斬殺し、死体を山中に埋めて隠した。

 

ミチが嫁いで1年後に、死体が発見されるのだった。

 

 石間は、ミチの将来の事を考え
乱暴された事を隠し、犯行を自供する。

 

その後、事件の残虐性から死刑の判決が下された。

 

 

年を取って亡くなった姪っ子が「死役所」にやって来た。

 

そこには、自分より年を取ったミチがいた!

 

「おじちゃん元気だった?久しぶりだねぇ!」

そう話しかけるミチの顔は、昔と同じ優しい笑顔だった‥。

 

ミチは認知症になっていた。

 

 シ村から、ミチは子供や孫に見守られながら
天寿を全うされたと聞く。

 

イシ間は、ミチが乱暴された後

何度も死のうとして、幸せを諦めていた事を思い出す。

 

「ミチおめぇ良い家族をもったんだなぁ」

「苦しんだもんなぁ‥辛かったもんなぁ‥」

「よく生きたなぁ‥」

そう言って、大粒の涙を流すのであった‥。

 

娘(ミチ)を愛するが故に侵してしまった罪。

 

酷い仕打ちを受け、辛いながらもその後
幸せに暮らしたミチの話に思わず
もらい泣きしてしまいました‥。

 

 

第9位 2巻 第8条 男やもめ

心筋梗塞で亡くなった老人の悲壮な最後のお話です。

 

生前の襟川は、人付き合いがとてもヘタな男で
友達が一人もいなかった。

 

奥さんは襟川と違って、気さくな性格だったので
入院中も多くの知合いがお見舞いを持って病院に来ていた。

 

しかし、退院することなく奥さんは亡くなってしまう。

 

襟川はその後、奥さんと親しかった人達と
付き合いをするようになるのだが‥

 

自分の思った事をずけずけと言って相手の気を悪くさせ

 

みんなから嫌われていた。

 

だから、1人暮らしだった襟川は

 

誰からも気にも留められず

ハエが飛び、ウジが湧くまで

放置されて死んだのだった‥。

 

しかし、自分がそんな死に方をしたとは
全く思っていなかった!

 

襟川は、肉まんをあげた近所の竹田さんが
気付いてくれたと思っているのだ。

 

 男やもめにウジが湧き

女やもめに花が咲く

この言葉通りの内容のお話でした。

 

自分も他人ごとではない‥と思う
今日この頃なのでありました。

 

第10位 6巻 第27条 手羽先

 このお話は、今までと違って
殺される理由が面白いのです!

 

多分‥好奇心で殺されてしまったのだと‥。

 

 

OLの紗世は美人のせいか、いつもお客様や上司から

いやらしい言葉やボディタッチなどのセクハラを受けていた。

 

紗世はそれを笑顔で対応していた。

 

しかし、内心は‥

んなワケあるか~!

セクハラ受けても仕方ない?

その発言自体がセクハラなんだよ!

人の身体いちいち触るなクソ上司!

ゲスい、ゲスい、ゲスいんだよ!!

死ねエエエエ~!!

と、カラオケでうっぷんを晴らしていた。

 

 

仕事の部署は違うが、正確に裏表が無い
誓依(ちかい)ちゃんとは仲が良かった。

 

 

2人は公園で一緒にランチをした。

 

いつも誓依ちゃんのお弁当箱には

手羽先が入っていた‥。

 

ああ、そりゃま!好きだからなー!

ペキッ! ポキッ!

と、骨を鳴らしながら、ムシャムシャ食べていた。

 

改めて見るとお前、綺麗だな

 

誓依は紗世を見て言う。

 

「え~!誓依ちゃんまでセクハラ?」

 

「いや、腕とか足とか、マジで細いし‥」

 

スッと紗世の足に手を乗せるのだった‥!?

 

もしかして誓依ちゃんは
女性の事が好きなのではないかと思い始める。

 

そんな時、誓依から
家に遊びに来ないかと誘われるのだった‥.

 

誓依の部屋には本が沢山あった。

その中に1冊だけ
付箋が沢山貼ってある本があった。

 

不思議に思った紗世は
その本を手に取りめくり始める。

 

!!?

 

いきなり背後から誓依ちゃんが抱きついてきた!!

 

やはり、誓依は、女性が好きなのか??

 

しかし、振り向くと!!!

 

ベロを出し、美味しそうに舌なめずりをして

包丁を振りかざした誓依ちゃんがいた!!

 

紗世は、どうして誓依に殺されたのか分からない‥

 

自分の事が好きだったのかもしれないけど
仮にそうだとしても、それが殺される理由には‥。

 

 

誓依ちゃんは手羽先が好きで‥

手羽先?

あれ‥?

私‥殺される前に

誓依ちゃんの部屋で何か見たような‥

 

何だったか、思い出せない‥

 

その本は「骨と間接の仕組み」という題名だった‥。

 

 以上、独断と偏見の個人的意見でお送りした

「死役所」1~7巻までのランキングでした~!

(※コメントは受け付けておりません(^^ゞ)