「しやくしょ」それはあの世とこの世の境界線

【漫画】死役所のネタバレや感想を書いてます

「死役所7巻」第30・31・32条 加護の会①②③ 教祖様・修斗の迷言&シ村さんの過去【オレ、死ぬの全然怖くなかったです】

今晩は~!
ホラー大好き、でも怖いの苦手な零です(^^ゞ

 

 

今回は、シ村さんの迷言?ではなく

 

「加護の会」の教祖、蓮田栄山や信者らの言葉によって

知らず知らずのうちに洗脳され

 

本当の家族より「加護の会」にいる事を選び

死さえも恐れなくなってしまった信仰の恐怖をご紹介します!

 

 

7巻・第30・31・32条 加護の会①②③ 

 

 

このお話は、世俗から離れ、静かな幸福を掴んだ青年のお話です。

 

 

加護の会、蓮田栄山(教祖様)の迷言!?

 

私は弱さを持ったあなたが大好きです

 

愛しています

 

 

世俗の人は弱さを悪とし、負けを罪とします

そしてそれがさも正しい事であるかのごとく振る舞います

 

 

 

正しさなど所詮、他人が作ったまやかしです

 

 

 

あなたはネットやメディアの情報を鵜呑みにし

人を非難していませんか?

 

 

正しさを見誤ってはいませんか?

 

 

 

弱さの象徴それは、そう‥赤ん坊です

 

 

赤ん坊は弱い 

故に衣を幾重にも着せて護らねばなりません

 

 

 

その衣は世間であり

社会、経験、知識です

 

 

 

見かけは頑固でしょうが、そこに被せられるのは

差別、偏見、そして劣等感の衣です

 

 

 

私はそのすべての衣を剥がした

あるがままのあなたを愛したいのです

 

 

無垢で弱いあなたの心を受け入れるのです

 

 

衣の無い自分自身を

あるがままのあなたを私は愛しています‥。

 

 

 

 

「加護の会」とは?

 

全国に15ヶ所くらいあり

一つの場所に70人くらい住んでいる

 

 

完全な自給自足で皆が共に支え合って暮らしている

 

「加護の会」自体が一つの家族

 

 

無為自然がモットー

 

 

ネットにテレビも無いから

社会情勢を気にする必要が無い

 

 

 

 

禁欲しなくてもいい

 

生理現象は自然なこと‥

他者との触れ合いは愛を育む

 

信者の緑という女性は

「私で良かったらあとでお手伝いするわ」と

セックスの相手をしてくれる

 

 

 

 

外の物を口にしてはいけない

 

外の物を口にするのは

心が汚れているからだど、

清める為に愛の鞭が必要だと

 

飴玉一つでも体罰される

 

 

 

人に対して指差しをしてはいけない

 

指差ししたら輪が出来ない。 

家族やお父様(教祖)とは輪で繋がっている。

 

 

指差しは絆の破壊行為

 

 

加護の会に盟約(入信)する時の掟

 

携帯電話は解約

 

 

通帳と印鑑、現金を渡し

財産はすべて寄付する

 

 

「修行之間」で世俗との断ち切りを行う為

1週間の修行を行う

 

断食をしながら

壁に書かれた教えを口ずさみ

睡眠をとらずに瞑想に徹する

 

 

争いは愚かなこと

心の声に耳を傾けなさい

素直に進めば本当の幸福がある

 

 

人は必ず死ぬ 

恐れず全てを受け入れなさい

 

 

執着を捨てなさい

 

 

全ての命に感謝しなさい‥

 

 

 

 

死んだ修斗の迷言

 

 

 

オレはお前みたいな家族はいらない

 

 

お前わかるか?

自分より優秀な弟を持った兄貴の気持ち。

 

 

どれだけコンプレックスを持って

 

どれだけ卑屈になってたか

 

 

「加護の会」にいたら

そんな気持ち一切無くなった‥

 

 

オレはあそこが好きなんだ

 

一番自分らしくいられるんだ

 

 

 

人間いつ死ぬかわからないから

オレはいつでも自分らしく生きていたい

 

 

オレはあっちの家族の方がいい

 

 

 

修斗は本当の家族より「加護の会」を選び

家を飛び出し車に引かれ死んでしまう‥!!

 

 

 

しかし‥

 

 

オレは会の教えで

死を受け入れていたから

 

全然怖くなかったです

 

 

生があり死がある

 

生が尊いように、死も尊いんです

 

 

オレは自分らしく生きて

自分らしく死んだ

 

誇りを保ったんです

 

 

 

その話を側で聞き耳を立てて聞いていたニシ川は

心の中でつぶやく‥

 

 

死を受け入れる教えか‥

 

死なんて人間にとって

究極の恐怖だもんね

 

意外と救われる人も多いかも‥と思うのであった。

 

 

 

少しずつ垣間見えるシ村さんの過去

 

シ村さんの生前の名前は

市村正道(しむらまさみち)

 

 

妻の幸子と美幸と言う女の子供がいた。

 

 

妻は、美幸が少しでもよくなる

可能性があるなら懸けてみたいと

 

 

「加護の会」に一緒に言ってみましょうとお願いをしていた。

 

 

その後妻は入信。

 

 

妻は特別な加護を受けて

今でも生きているらしい‥

 

 

 

シ村さんは冤罪で死刑囚になった‥

 

冤罪なら手続きをすればすぐに成仏出来るのに

自らそれを断り「死役所」に留まった‥

 

それは奥さんと一緒に成仏したいからなのだろうか‥?

 

  

 

ナントも不思議なあの世の世界‥

あなたもちょっと覗いてみませんか?

 

死役所7巻立読み出来ます!