「しやくしょ」それはあの世とこの世の境界線

【漫画】死役所のネタバレや感想を書いてます

「死役所」第55条 月刊コミックバンチ7月号発売しましたね!

今晩は~!ホラー大好き、でも怖いの苦手な零です(^.^)

 

「死役所」が連載されている雑誌が
コミック@バンチから

月刊コミックバンチに名前が変わりましたね!

 

 

7月号には「死役所」の第55条が載っています!

 

6月号は付録が付いていたため

立読みする事が出来ませんでした(T_T)

 

 

7月号の死役所は、6月号からの続きのようです。

 

書店で一度立読みしただけなので

多少の内容の間違いはお見逃しを~!

 

 

第55条 かわいそうな人②

ー不自由の選択ー

 

比護亜季保という若い女性は病気で仕事が出来ず

生活保護を受ける事になった。

 

 

父親が薬局から貰って来た薬を

ドラックストアで買ってくればいいのにと言う。

 

 

 

生活保護受給者は薬代がタダになるらしいのだが

彼女はその事を恥ずかしく思っていた。

 

 

 

生活保護を受けている事を恥ずかしい事だと思っている亜季保は

ちゃんと薬を飲まず職業安定所へ行って早く仕事を見つけようとするのだが‥

 

 

 

咳き込む亜季保を見て職員は 

早く薬を飲んで病気を治してから仕事を見つけなさいと言うのだった‥。

 

 

社会に貢献出来ず、皆の税金で生活している自分を

恥ずかしいと思っている亜季保は思い悩む。

 

 

お風呂に入り湯船に浸かり

ウトウトとしてしまう亜季保‥。

 

 

目を覚ますとそこは

お風呂場ではなく

 

 

!?

 

死役所だった

 

 

シ村さんに生活事故死課に案内される亜季保。

 

 

担当職員のハヤシとシ村さんから

手続きと生前の事を聞かれ

 

 

もっと生きたかった‥

涙を流すのであった‥。

 

 

 

その頃、この世では‥

 

 

お風呂からなかなか上がって来ない亜季保を父親は

 

やけに今日は長風呂だな?と思うだけで

声をかける事も無く

 

亜季保の1,000円しか入っていない財布を見て

 

 

倍に増やしてやると

何も知らずに

 

 

パチンコ屋へ出かけてしまうのであった‥。

 

 

 

今月号を呼んで僕は

 

たまたまテレビ番組で拝見した

小林エリコさんという人を思い出した。

 

彼女は 

「この地獄を生きるのだ」

という本を書いた作者だった。

 

 

この本は、うつ病や生活保護を受け自殺をしても

死ねなかった彼女が「再生」するまでの記録が書かれています。

 

 

この本の一説に

 

生活保護を受けているうしろめたさから

娯楽を楽しむ事が出来なくなったのだ。

 

 

勇気を出して友人に会っても、

友人の納めた税金で生活していること

罪悪感が湧いてしまい

申し訳なさで頭がいっぱいになり、

だんだん人にあうことを自分からやめていった。

 

 

自分の中に恥の感情が膿のように溜まっていき

排出されることもなく、

私の身体を蝕んでいった。

 

ひとりぼっちで生きていたくない。

 

今度こそ死のう。

 

そうして彼女は苦しみから逃れる為に

薬を大量に飲んで自殺を図る‥

 

しかし友人に発見され一命を取り止める。

 

 

今度こそ死ねると思っていた

 

けれど死ねなかった。

 

 

彼女は

「また生きなければならない」

という虚無感に浸ったと言う。

 

 

 

そんな未来の見えない絶望の中

 

ふたたび巡り合った「漫画の編集」という仕事で彼女は

 

運命を拓こうとする「再生」するまでの記録です。

 

 

 

「生きづらさ」を感じる多くの方に読んで頂きたい一冊です。

 

この地獄を生きるのだ

※文字をクリックすると試し読み出来ます。

 

 

そして彼女の編集時代を描いた

特別版コミック『女編集者残酷物語』

※今なら0円で読む事が出来ます!

⇩ ⇩ ⇩

  女編集者残酷物語

 

 

 

話が脱線しましたが

「死役所」の最新話を読みたい人は
今すぐ本屋さんへGO-!!

 

  

でも、近くで売っていない人は
ココをクリックどうぞ!(^^)/
  ↓  ↓  ↓
月刊コミックバンチ 2018年7月号 [雑誌]