「しやくしょ」それはあの世とこの世の境界線

【漫画】死役所のネタバレや感想を書いてます

「死役所12巻」第54・55条 シ村さんの迷言&「死役所」の不思議【死ぬのは簡単なのに生きるのって難しいすね】

今晩は~!
ホラー大好き、でも怖いの苦手な零です(^^ゞ

 

 

今回も、シ村さんの突っ込み処満載の

心に残る迷言?をご紹介します!

   

 第54・55条 かわいそうな人①②

 

 このお話は、病気で仕事を辞めその後生活保護を受け暮らしていた女性のお話です。

 

シ村さんの迷言!?

 

別に恥ずかしいことじゃないですよ

無職の人なんてー‥

 

生活保護も恥じる必要はありませんよ。

 

 

しかし亜季保はこう答えた。

 

恥ずかしいですよ

人様の税金で生活して

病院に言って薬かって

 

私なんて無職になった時点で死んでおけば

誰にも迷惑かけずに済んだのに‥

 

 

それに対してシ村さんが言った言葉は‥

 

生活保護受給者は皆

死んだ方がいいということですか?

 

 

 

 

生活事故死課職員

ハヤシ君の迷言!?

 

死ぬのは簡単なのに

生きるのって難しいすね

 

 

 

「死役所」の不思議

 

毎度ながら思うのだが、シ村さんは

「総合案内係」なのにいつもお客様を案内するだけじゃなく

一緒にお客様の話を聞いている。

 

 

シ村さんが席を外している時、

彷徨える魂のお客様を誰が案内しているのだろう?

 

 

「総合案内係」はシ村さんの他にもいる??

 

 

 

  

 

このお話の主人公の亜季保は残念ながら死んでしまったけれど

 

 

うつ病‥生活保護を受け

 

自殺をしても死ねなかった人が

 

生活保護から抜け出し

 

「再生」するまでの記録が書かれている実話の書籍があります。

 

 

小林エリコ著

「この地獄を生きるのだ」

 

 

この本の一説に

 

生活保護を受けているうしろめたさから

娯楽を楽しむ事が出来なくなったのだ。

 

 

勇気を出して友人に会っても、

友人の納めた税金で生活していることで罪悪感が湧いてしまい

申し訳なさで頭がいっぱいになり、

だんだん人にあうことを自分からやめていった。

 

 

自分の中に恥の感情が膿のように溜まっていき、

排出されることもなく、私の身体を蝕んでいった。

 

ひとりぼっちで生きていたくない。

 

今度こそ死のう。

 

そうして彼女は苦しみから逃れる為に

薬を大量に飲んで自殺を図る‥

 

しかし友人に発見され一命を取り止める。

 

 

今度こそ死ねると思っていた

 

けれど死ねなかった。

 

 

彼女は

「また生きなければならない」

という虚無感に浸ったと言う。

 

 

 

そんな未来の見えない絶望の中

 

ふたたび巡り合った「漫画の編集」という仕事で彼女は

 

運命を拓こうとする「再生」するまでの記録です。

 

 

 

「生きづらさ」を感じる多くの方に読んで頂きたい一冊です。

 

この地獄を生きるのだ

※文字をクリックすると試し読み出来ます。

 

 

そして彼女の編集時代を描いた

特別版コミック『女編集者残酷物語』

0円で読む事が出来ます!

⇩ ⇩ ⇩

  女編集者残酷物語