「しやくしょ」それはあの世とこの世の境界線

【漫画】死役所のネタバレや感想を書いてます

「死役所」5巻 番外編 ヒーローごっこ  ネタバレ【猫を助けて死んだ少年】

ホラー大好き!でも怖がりの零です

 

今日も貴方を不思議な世界にお連れします( ⁻ ⅴ ⁻ )

 

 「死役所」5巻

これで5巻は終了です

 

番外編 ヒーローごっこ 

 

「死役所」に全身ビチョビチョの
元気なかわいい男の子がやって来た

 

「生活事故死課」は4階にあるとシ村が言うと

 

どどどどどーっと、少年は走って行った

 

少年はハヤシを見て

「ヒョウカワさん!怪人が現れました!行きましょう!」と
「死役所」の中を駆け回る

 

 

ハヤシは少年のヒーローごっこに付き合ってあげるのだった

 

 

そして、「成仏の扉」の前にやって来る

 

 

「ヒーローごっこ楽しんだしょ、そろそろ行こうや」
とハヤシが少年に言う

 

 

少年は「生まれ変わったら‥本物のヒーローになれる?」と聞く

 

 

「そうね~なれるかもね」と、ハヤシは手続きを始める

 

 

少年の名前は津川勇樹、7歳の小学生だった

 

 

成仏の為に必要な申請書ともう一枚
少年には記入する用紙があった 

 

挺身(ていしん)申請書

 

 

それは、自分の命を捨てて他の命を助けた時に
書いてもらう用紙だった

 

 

「とっくに本当のヒーローだったのね」

 

ハヤシにそう言われ、泣き出す勇樹‥

 

 

生前の勇樹は

「ヒーローは困っている人を見過ごさないのだ!」

というのが口癖だった

 

そんなある日、川で溺れている猫を見つけた

 

猫を助けることは出来たのだが、勇樹は
足を滑らせ流されて死んでしまったのだ

 

 

困っている人がいるといつも助けていた

 

勇樹、カッコよかったんだよ

 

 

クラスの友達が、勇樹の母親に伝えるのだった 

 

 

母はそれを聞いて泣き出した

 

 

勇樹は家だと全然そんな感じじゃなかったから

 

 

母親はただ、ヒーローごっこしてるなぁって
思っていただけだった

 

 

勇樹は、テレビドラマ「仮面ヤンダー」の
ヒーロー、ヒョウカワに憧れていた

 

 

 町で偶然、撮影中のヒョウカワを見つけ
一緒に写真を撮ってもらった事があった

 

 

その時勇樹は
「ヒーローってどうやってなるんですか?」
と尋ねていた

 

 

するとヒョウカワは、そうだなぁ‥
「困っている人を見過ごさない人になることかな?」
と言った

 

 

その言葉通り、勇樹は本当のヒーローになったのだった

 

 

 

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