「しやくしょ」それはあの世とこの世の境界線

【漫画】死役所のネタバレや感想を書いてます

死役所10巻ネタバレ 第46条 岩清水直樹②【10人死んだのはあくまでも結果論だ。僕には殺意なんて無かった】

今晩は~!ホラー大好き、でも怖いの苦手な零です(^.^)

  

 今回のお話は引き続き、職員の岩シ水くんのお話です。

 

 

 

  

 

第46条 岩清水直樹② 

 

お母さん再婚することにしたの

 

直樹の母親が仏壇の前でそう言った!?

 

 

父親の1周忌が無事終わり

母親は近所の人の勧めでお見合いをしたのだ。

 

 

相手は農家で、2人の息子がいると言う‥。

 

 

 

母親は直樹に、ここに残っても

一緒に来ても、好きに決めて良いという。

 

 

 

今年は初めてセンター試験が通り

来年こそ東大に受かると思うし

 

知らない人と一緒に暮らしたくないし

 

一緒に農業するより勉強したいからと

 

直樹は1人家に残ると言うのであった。

 

 

 

一人暮らしを始めたある日、

直樹は街頭でネットカフェのチラシを受け取る。

 

 

 

以前読んだ本に書いてあった

『たまには環境を変えてみよう』という言葉を思い出し

入ってみる事にした‥。

 

 

 

しかし、入ってみると狭いし

いびきの音が聞こえたりして

落ち着いて勉強出来ないと

 

やっぱり家で勉強するのが一番いいと

家に戻る事にした。

 

 

 

 家の近くまで行くと、

何か焦げた臭いがした。

 

 

 

近所の人が直樹を見ると駆け寄って来て

こう言うのであった。

 

 

大変だよー!

お隣さんが火事で

 

あんたんとこも全焼!

 

  

‥‥

 

 

全焼‥?

 

黒焦げになった家を見て呆然とする直樹。

 

 

僕の家‥

何で僕の家が‥?

 

参考書は?

 

模試の結果は?

 

お父さんの写真は‥?

 

 

 

 母親の連絡先が書いてある紙も燃えたし

知らない人と住むのも嫌だと

 

 

直樹はフラフラとさっきまでいた

ネットカフェへと戻るのであった。

 

 

 

コーヒーを手に持ち振り返った時

若い男にぶつかってTシャツにこぼしてしまった!

 

 

 

直樹が謝るのだが、その男は、

このTシャツはプレミアもんなんだと怒り出した!

 

 

 

直樹は、どうすればいいですか?

と、男に聞くとその男は

 

 

今いくら持ってる?

と聞くので直樹は財布を開く。

 

 

すると2千円しか入っていなかった!

 

 

その男は直樹の財布を奪い取り

本当に2千円しかない事を確かめ

 

 

足りねー

全っ然足りねー!!

 

 

と言い、保険証を見つけ

名前と住所を覚えたと言う。

 

 

 

まじめな直樹は、

今はそこに住んでなく

ずっとここに泊まっていると説明する。

 

 

その男はとりあえず

2千円貰っとくから

今度会った時残りの額を払えと言って去って行った。

 

 

そしてその男はある日ネットカフェに現れ直樹に声をかける。

 

 

 

直樹は、お金をおろしてきたから

あといくら払えばいいですか?と聞くと男は

 

 

直樹が今持っているお金を全て巻き上げるのだった。

 

 

 

ネット難民なのにどうやってお金を稼いでいるのか

不思議に思った男が質問すると直樹は

 

父親の遺産があると馬鹿正直に答えるのであった‥。

 

 

 

 そして、あといくら払えばいいのか聞くと男は

 

 

ま、次会った時また貰うわ

 

そう言って帰って行くのだった‥。

 

 

 

直樹は、こんな事がいつまで続くのか分からず

こわいと感じ始めるのであった‥。

 

 

 

その後、その男は度々ネットカフェにやって来ては

直樹にお金を要求する‥。

 

 

直樹がいつまで払わなければならないのか

教えて下さいと言うのだが男は、

 

 

俺に対して誠意が感じられない、

こういうのって気持だろ?

ちゃんと自分で考えな

 

と言って直樹から1万円取って去って行った‥。

 

 

 

 

 直樹は今まで親に言われるままに生きて来た。

 

 

だからお金の事、生活の事とか

どうすればよいのか分からなかった‥。

 

 

 

 何も考えたくなくなった直樹は

 

 

ある日、ネットカフェの受付の女性に

 

 

ライターを下さい

と言うのであった‥。

 

 

 

直樹はそのライターでネットカフェに火を付け 

 

死者10人を出す大事件を起こしてしまうのであった!?

 

 

 

 

シ村さんから岩シ水くんが死刑囚になった

いきさつを聞いたハヤシは

書庫に閉じこもっている岩シ水くんに質問をする。

 

 

人を殺したって自覚あんの?

 

 

すると岩シ水くんは

 

あんまり‥と返事をする。

 

 

 

岩シ水くんは、ハヤシが

「開けてよ」と何度もドアを叩いて呼ぶと

やっとドアを開けた!

 

 

 

 岩シ水くんは、

 

自分には殺意なんてなかった

 

ネットカフェをなくしたかっただけで

殺したくて殺したんじゃない

 

 

10人死んだのは、あくまでも結果論だと言う。

 

 

 

それを聞いたハヤシが

殺意がなければ人殺してもいいのか?

と聞くと岩シ水くんは

 

 

 

いいなんて言ってないが

自分に殺意があったからって

正しい人ぶらないでくださいよ

と反論するのであった!

 

 

 

さて、岩シ水くんはどうして閉じこもってしまったのでしょうか‥?

 

 

 

何の疑問も持たず

親に敷かれたレールの上を歩いて来た結果がもたらした悲劇のお話。

 

 

 

自己決定の出来ない指示待ち人間を作ってしまった

家庭教育の在り方を今一度考え直すお話なのでした。

 

 

あなたの子育てはそれで大丈夫ですか?

 

 

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