「しやくしょ」それはあの世とこの世の境界線

【漫画】死役所のネタバレや感想を書いてます

「死役所1巻」第3・4条 シ村さんの迷言&「死役所」の不思議【職員はみんな死刑囚だった!】

今晩は~!
ホラー大好き、でも怖いの苦手な零です(^^ゞ

 

 

今回も、このマンガのキーパーソン

シ村さんの突っ込み処満載の

心に残る迷言?をご紹介します!

 

 1巻・第3・4条 あしたのたし①②

 このお話は、母親から虐待されて死んでしまった
幼稚園児の女の子のお話です。

 

 

「死役所」1巻 第3条 あしたのわたし① ネタバレ

 

「死役所」1巻 第4条 あしたのわたし② ネタバレ

 

シ村さんの迷言!?

 

その① お年寄りはどんどん死ねということですね?

 

「他殺課」担当の、子供好きの職員、イシ間さんが

「年寄り相手がいいよなーやるせねーぜ子供相手はよ」

という言葉に対して言った言葉。

 

 

「極端な解釈すんなよ」とイシ間さんに怒られる。

シ村さんはいつも一言余計なのだ(笑)

 

 

 

 

その② ただの洗脳でしょう

 

殺されても母親をかばう少女に対してイシ間さんが

「あれが愛ってのかいね?」と言った言葉に対して答えた言葉。

 

 

 

 

「死役所」の不思議

 

その① シ村さんは本人の希望で「総合案内」に配属された

 

「総合案内」は一番忙しく、面倒臭い係なのになぜ?

 

イシ間さんは、シ村さんが誰相手でも平等に対応できるからすごいと言う。

 

 

 

その② 子供や殺された人は結構早く生まれ変われる

 

 

その③ 「老衰課」と「死産課」が同じフロアにある

 

 

 

その④ 死刑にならないと「死役所」の職員にはなれない

 

ここの職員はみんな死刑囚だったって事?

いったいどんな理由で犯罪を犯してしまったのだろう‥。

 

 

 

 

ナントも不思議なあの世の世界‥

あなたもちょっと覗いてみませんか?

 

 

「死役所」 1巻・第3条 あしたのわたし①は

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死役所 | コミックバンチweb

 

「死役所1巻」第2条 シ村さんの迷言&「死役所」の不思議【身を挺して助けるって そんなにいいものでもありません】

今晩は~!
ホラー大好き、でも怖いの苦手な零です(^^ゞ

 

 

今回も、このマンガのキーパーソン

シ村さんの突っ込み処満載の

心に残る迷言?をご紹介します!

 

 1巻・第2条 命にかえても

 このお話は、23歳の女性(この表紙の顔が半分しかない女性です)が

前科がある為、仕事にありつけず

公園でうなだれていた時、知らないおじさんから

お弁当をもらうことから始まります。

 

 

そのおじさんは工場の社長さんだった。

 

女性はそこで働かせてもらえることになった。

 

その工場で働いている人達は、みんなあの公園で拾われたと言う。

 

社長は困っている奴ならだれでも拾ってくるんだと‥。

 

社長は彼女の前科の事を全然聞かずに働かせてくれた‥。

 

彼女は社長の事をすごくいい人だと思っていた‥。

 

 

「死役所」1巻 第2条 命にかえても ネタバレ

 

 

シ村さんの迷言!?

 

 

その① 

助けた方も助けられた方も苦しむものですからね。

 

助けられた事による罪の意識で

自殺する方もいらっしゃいますし

 

 

身を挺して助けるって

そんなにいいものでもありません

 

 

 

 

 

「死役所」の不思議

 

その① 

申請書の提出はお客様が拒否しても

条例で決められている為、提出しなければならない。

 

 

この話の女性は工場の社長を身を挺して助けた事で死んだ‥。

 

 

しかし、助けた事を後悔している為

「挺身申請書」を書きたくないと言う‥。

 

 

自分より老い先短いような人を

何で私が助けなきゃいけなかったのって‥

 

 

あの時ほっとけばよかったって

 

 

こんなこと考えてる自分が嫌で‥

 

命をなげうって助けたなんて

 

おこがましすぎる‥

 

 

だから書きたくないと言うのだった!

 

 

 

‥しかし、このお話の結末を見ると

社長を助けなければ良かったのに‥

と思うサスペンスドラマの様な話なのです!

 

 

彼女の死は無駄死にだったから

 

シ村さんは、身を挺して助けるって

そんなにいいものでもない‥と言ったのだろう‥。

 

 

 

ナントも不思議なあの世の世界‥

あなたもちょっと覗いてみませんか?

 

 

「死役所」1巻の第2条命に変えてもは

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「死役所1巻」第1条 シ村さんの迷言&「死役所」の不思議【あの世では、いくら殴られても死なない‥だってもう死んでいるんですから‥】

今晩は~!
ホラー大好き、でも怖いの苦手な零です(^^ゞ

 

 

今回は、このマンガのキーパーソン

シ村さんの突っ込み処満載の

心に残る迷言?をご紹介します!

 

 1巻・第1条 自殺ですね

 このお話は、中学一年生の男の子がいじめを受けて

自宅のマンションのベランダから「飛び降り自殺」したお話です。

 

 

シ村さんの迷言!?

 

その① こんにちは 自殺ですね?

 

 この言葉をいつもの笑顔でさらりと言う所!

 

 

 

その② 

いじめっていうのはですね

やった方は自覚がないものなんですよぉ‥

 

遺書が無ければ裁くことも難しいでしょうし

 

恐らく皆、すぐに忘れてしまうでしょうねぇ‥

 

 

お客様の心情を逆なでするようなイラつかせることを平気で言う

 

 

 

その③ 聞かれませんでしたので

 

 

几帳面で真面目で親切なようにみえるけど、実は‥

 自分の嫌いなお客様の時には、わざと言わない時がある‥。

 

 

 

その④ お客様は仏様ですから

 

三波春夫のような決め台詞!(笑)

 

 

 

「死役所」の不思議

 

その① 「死役所」に滞在できるのは最長49日間だけ!

 

 

ここは、天国行きか地獄行きかを手続きする場所。

 

手続きが遅れると「冥途の道」という何もない真っ暗な場所で彷徨い続ける。

 

 

 

その② 「死役所」では、殺人は不可能!?

 

 

自殺をした少年の義父にいじめをしていた少年がひき殺され

死役所でバッタリ出会ってしまった‥!!

 

 

いじめていた少年は、自殺した少年の言葉にムカつき

死んでもなお、暴行を加えるのだが‥シ村さんは

 

 

すでに死んでおりますので

殺すことは不可能ですよと言う‥。

 

 

そして、いくら殴られても痛みを感じないのだと‥。

 

 

しかし、身体は崩れるようなのだ‥

 

 

 

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「死役所」1巻の第1条 自殺ですね?は

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死役所 - 無料マンガサイト pixivコミック

 

 

 

心の琴線に触れるマンガ、それは「死役所(しやくしょ)」

ホラー大好き、でも怖いの苦手な零です。

 

 「死役所」というタイトルと表紙の絵に興味を持ち
このブログを立ち上げ、もうすぐ1年が経とうとしています。

 

 

 


【無料漫画】死役所/あずみきし/新潮社|マンガZERO

 

 

幸いにもこの1年、僕は実際の人の死に遭遇することなく

 

 

いつまでも続くと思っている「この世」で
のらりくらりと平凡な人生を送っています。

 

 

でも、ある日突然!事故に遭い

目を覚ましたらそこが真っ暗な場所だったら‥

 

 

自分が死んだ事も分からずに永遠に暗闇を彷徨うのだろうか‥。

 

 

考えるだけでも怖いです。

 

 

本当に「死役所」のような場所があれば、
少しは心の整理をつけて「あの世」に旅立てるのではないだろうか‥。

 

 

命に初めから期限があれば、人はもう少し

一日一日を大切に生きる努力をするのだろうか‥。

 

 

はたまは、どうせ死ぬんだからと、

何も努力をしない生活を送るのか‥。

 

 

 ‥という事で、僕は改めて「死役所」を読み返すのでありました‥。

 

 

マンガ「死役所」は色々な電子書籍から

無料で立読みする事が出来ます。

 

文字をクリックすると読む事が出来ますので

是日、御一読を~!

 

 

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 電子書籍には載っていない
番外編の1・2話が読めます!

 

 

では今日も楽しいマンガライフを!

 

「死役所」第44条 コミック@バンチ8月号発売しましたね!

今晩は~!ホラー大好き、でも怖いの苦手な零です(^.^)

 

「死役所」が連載されている
コミック@バンチ8月号が発売されましたね!

 

8月号には「死役所」の第44条が載っています。

 

書店で立読みしたので、間違っている所も
あるかもしれませんが、チョットだけネタバレです。

 

 

第44条 隠しごと

 

小見という62歳の保険外交員の主婦が今回の主人公です。

 

 

 

小見は会社に息子の海外旅行のお土産だと

高級そうなチョコレートを皆に配る。

 

 

 

30代の息子がまだ独身だと聞き

会社の同僚の娘との見合い話を勧められるのだが

 

 

小見は、息子はしょっちゅう海外に出かけ

いつ帰って来るのかわからないからと

縁談話をやんわりと断るのであった‥。

 

 

 

小見は家に帰り、夕飯の支度をしている時

 

頭が急にズキズキと痛み出した‥!

 

 

 

救急車を呼ぼうとスマホから電話を掛けようとする。

 

 

しかし、救急車を呼ぶことに躊躇していた‥。

 

 

 

そうしているうちに小見は

 

 

倒れてしまった!!

 

 

 

 

その頃死役所では‥

 

 

 

他殺課のフシ見が新人のハシ本を

使えない奴だとシ村にぼやいていた。

 

 

 

フシ見は、シ村はいつも暇そうにしているから

ちゃんと新人の教育係をしてくれと言うのであった。

 

 

 

シ村が壁に向かって立ち尽くしているハシ本を見つけた。

 

 

 

そんな時、死役所に新しいお客様がやって来た‥。

 

 

 

それは小見だった‥!

 

 

 

本日はどうされましたか?

 

 

 

小見は、頭が痛くなってそのまま倒れたらしいと答えた。

 

 

 

シ村はそれを聞いて小見を

「脳卒中死亡課」へと案内するのであった。

 

 

 

違う部署だが、する作業は同じだと

シ村はハシ本に手伝いをさせるのであった。

 

 

 

小見のデータをパソコンで検索するハシ本。

 

 

フリーズするハシ本!?

 

 

 

シ村は小見に、海外赴任中の息子の他に

もう1人息子がいるのかと聞く!?

 

 

 

慌てる小見。

 

 

 

実は小見の息子は海外赴任なんかではなく

同じ家に一緒に暮らしていたのだ!?

 

 

 

 

引きこもりで

 

9年間も自分の部屋から

一度も出た事が無かったのである!!

 

 

 

 

息子の食事は小見が作り

部屋の前ドアに置いていた。

 

 

 

 

息子はトイレには行かず

水を張ったバケツで用を足していた!!!

 

 

 

それを小見が毎日トイレに流していたのだ。

 

 

 

小見はシ村に、息子をよく9年間も放っておきましたね?と言われ

 

 

 

小見は最初は努力して

何とか息子に部屋から出るように説得していたという‥

 

息子を放ったらかしにはしていないと‥。

 

 

 

 

それを聞いていたハシ本が

突然怒りの表情を浮かべ立ち上がった!?

 

 

 

シ村に止められハシ本は呪文のように

 

 

お客様は仏様です

お客様は仏様です

お客様は仏様です

お客様は仏様です

 

と何度も言い、平常心を保つのであった‥。

 

 

 

小見は、自分が死んで世話をする人がいなくなれば

 

 

息子は改心してひきこもりを止めるのではないかと言うのだが‥

 

 

 

 

息子は食事や排泄物の処理をやってくれなくなっても

部屋から出る事は無く

 

 

ずーっとパソコンでチャットをし続けていた。

 

 

 

母親が倒れて死んでいる事にも気付かずに‥。

 

 

 

ハシ本はシ村にどうしていつも笑っていられるのか聞いた。

 

 

するとシ村はこう答えるのであった‥

 

 

笑っていればたいがいの事は騙せる

 

他人も、そして

 

自分自身も‥

 

 

 

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コミック@バンチ 2017年 08 月号

 

※死役所9巻は、2017年の夏に発売予定です!

 

「死役所」第43条 コミック@バンチ7月号発売しましたね!

今晩は~!ホラー大好き、でも怖いの苦手な零です(^.^)

 

「死役所」が連載されている
コミック@バンチ7月号が発売されましたね!

 

7号には「死役所」の第43条が載っています。

 

書店で立読みしたので、間違っている所も
あるかもしれませんが、チョットだけネタバレです。

 

 

第43条 自己診断

 

死役所では、岩シ水という若い職員が
書類にハンコを押してもらいと死役所内をウロウロしていた。

 

 

するとシ村に、ニシ川からハンコを押して貰う事を勧められる‥。

 

 

そしてニシ川の担当する「自殺課」にやって来るのであった。

 

 

岩シ水は「自殺課」がいつも賑わっている事に驚く。

 

 

受付の順番を待っている列に

 

顔から血を流している若い男性を見つけ
岩シ水は声をかける。

 

 

自分の望んだ死に方が出来て

嬉しいですか?と。

 

 

その男性は、複雑な表情を浮かべるのであった‥。

 

 

 

岩シ水は、自分の「人為災害科」では

死んだ事を受け止められず悩んでいる人が多いが

 

 

自分から望んで死を選んだ人は、思い通りの死に方が出来たから
もっと嬉しい表情をしていると思っていた。

 

 

 

 

そのお客様(死者)上田さんは生前

 

仕事でミスをして上司に注意され、自信を失っていた。

 

 

 

そして自分は人に必要とされていない存在だと感じる。

 

 

 

そしていつしか彼は死にたいと考えるようになっていた。

 

 

 

余命〇ヶ月の人の人生がドラマ化して
人々に感動を与えているとテレビで見て上田は

 

 

それは誰かに愛されていると
自慢しているだけだと怒りを感じる。

 

 

自分は誰にも愛されていないし

必要とされていない

 

 

 

そんなある日、上田は

 

電車に飛び込むのであった‥!

 

 

 

シ村は、上田さんに尋ねる‥

 

 

誰にも必要とされず、誰にも悲しまれないなら

 

 

死んでも何も変わらないのでは?

 

 

 

上田さんは自分の死は意味が無かったのか
と落ち込むのであった。

 

 

上田はぶつぶつと言いながらも成仏していったと言う。

 

 

岩シ水は、後でニシ川にお客様に対して
無神経な事を言ったと怒られる。

 

 

 

人の課まで来て死人を落ち込ませるなと。

 

 

しかし、ニシ川は、自分で死を選んだんだから

岩シ水の言葉くらいで落ち込まないで欲しいとも言うのであった。

 

 

 

自殺する人は心が繊細だとシ村は言う。

 

 

彼にはきっと死ぬという選択肢しか見えなかったのだと。

 

 

 

視野狭窄になっていたのだとニシ川は言う。

 

 

岩シ水は、じゃあ宗教に入ればいいのにと言う。

 

 

 

それはそれでまた別の意味での視野狭窄なのでは?
と、ニシ川は言うのであった。

 

 

 

この世では‥

 

 

上田さんがまだ死んだ事をしらない会社の上司が

 

上田の症状をネットで調べていた‥。

 

 

ウツの人の症状が全て当てはまっていた。

 

 

自分も以前、仕事で上手くいかなくて
落ち込んだ経験があった。

 

 

その時、周りのひとの言葉で立ち直れたと言う‥。

 

 

 

その上司は、明日会社に行ったら上田君に

 

君が必要だ、今度飯でも一緒に食べよう

 

と、誘おうと考えているのであった‥。

 

 

 

 

もう少し早く彼の心を気付いてくれる人がいれば

上田君は死なずに済んだのかもしれない‥。

 

 

なんとも切ないお話でした。

 

 

 

 

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コミック@バンチ 2017年 07 月号

 

※死役所9巻は、2017年の夏に発売予定です!

 

「死役所」第42条 コミック@バンチ6月号発売しましたね!

今晩は~!ホラー大好き、でも怖いの苦手な零です(^.^)

 

「死役所」が連載されている
コミック@バンチ6月号が発売されましたね!

 

6号には「死役所」の第42条が載っています。

 

書店で立読みしたので、間違っている所も
あるかもしれませんが、チョットだけネタバレです。

 

 

第42条 遺すべきもの

 

 場面は、ある俳優の記者会見から始まる‥

 

皆さんにお伝えしなければならない事があると。

 

 

 

そして場面は変わり、「死役所」へ。

 

 

ハヤシが「癌死課」で仕事をサボって漫画本を読んでいる。

 

 

 

そこの担当の職員は、この間成仏した職員のイシ間さんより

ここにいる年数が長かったが、まだ成仏の辞令はされていない。

 

 

 

年齢や勤続年数に関係なく、自分の犯した罪に対しての

反省がまだ十分ではないから成仏させてもらえないのだろうか‥。

 

 

 

「癌死課」には、何故か「総合案内係」のシ村がいて
若いやせ細った女性の手続をしていた。

 

 

ハヤシはシ村は何処にでも現れるな‥と思った。
(自分もそうなのに)

 

 

興味本位でハヤシは受付にやって来る。

 

その女性は40歳で、生前、女優をしていたが
舞台だけで、有名人ではなかった。

 

 

その女性の申請書を覗き込み、ハヤシはその女性に

 

どうしてあんな事したんですか?

 

と聞くのであった‥!?

 

 

 

 

女性はシングルマザーで娘が1人いた。

 

 

生前その女性は、乳がんになって
片方の乳房が無かった‥。

 

 

娘が小学校5年生になる頃
転移したのか、病床に伏せっていた。

 

その為、娘は養護施設で暮らす事になった。

 

 

その女性は、死ぬ前に娘に父親の事を
教えようとするのだが

 

娘は知りたがらず拒否をするのだった‥。

 

 

女性は死ぬ前に、ある男性に

娘の写真を同封した手紙を送っていた。

 

 

 

ハヤシはその事に納得がいかず、

どうしてあんな事したのかと聞いたのだった‥。

 

 

それってただの自己満足じゃないか‥と。

 

 

女性は、その問いに答える事無く
手続きを済ませ成仏した。

 

 

シ村がハヤシに自分の母親の事を思い出した
のではないですか?と聞く。

 

 

それはハヤシが人を殺してしまったキッカケが

母親の残した手紙が原因だったから‥。

 

 

ハヤシは、母親があんな手紙を書き残しさえしなければ

 

 

父親にも妻のまりあにも気持ち悪がられず

今でも現世で普通に生活していたはず‥。

 

 

残された者の気持ちも考えず、

それはただの自己満足なのではないのか?

と言うのだった。

 

 

 

シ村はそれでは何故、罪の無いまりあの子供まで

殺してしまったのかと聞くと‥ハヤシは

 

 

自分の子供じゃないと分かったら

急にバケモノに見えたからだと答える。

 

 

 

シ村はそれも自己満足ではないかと言う。

 

 

 

人は皆、自己満足な生き物であると。

 

 

 

 

この世では、ある俳優に手紙が届き

その内容がマスコミにバレて大問題になっていた。

 

 

 

隠し子がいると週刊誌で書かれ

その俳優は記者会見をする事に‥。

 

 

 

妊娠当初男性は、自分のキャリアUPの為

女性と結婚する事を拒否したが

 

 

今度は自分の番だと、子供を引き取り

一緒に暮らすと言うのであった‥。

 

 

 

 

女性と男性が付き合い出したキッカケは

 

お互いに両親がいないという境遇で

独りぼっちの寂しさを知っていたから‥

 

 

男性は自分の子供にも

独りぼっちの寂しさを味合わせたくないと

 

娘と一緒に暮らす事を決意するのであった。

 

 

 

 

ハヤシの場合は母親の残した手紙によって
不幸な結末になってしまったけど今回のお話は、

 

 

手紙を送った事によって結果的に

良い方向へと進んだんじゃないかな‥?

 

 

ハヤシが自分の事を改めて見つめ直すお話の様でした。

 

 

 

「死役所」職員のハヤシが、

死刑囚になってしまった経緯を知りたい人は

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コミック@バンチ6月号

※死役所9巻は、2017年の夏に発売予定です!

 

「死役所」第41条 コミック@バンチ5月号発売しましたね!

今晩は~!ホラー大好き、でも怖いの苦手な零です(^.^)

 

「死役所」が連載されている
コミック@バンチ5月号が発売されましたね!

 

5月号には「死役所」の第41条が載っています。

 

書店で立読みしたので、間違っている所も
あるかもしれませんが、チョットだけネタバレです。

 

 

第41条 託す②

 

このお話の主人公の中年の女は介護の仕事を辞め、

自宅で自分の母親の世話する事にした。

 

 

母親は痴呆が進んで目が離せない状態だった。

 

 

オシッコが出ると言って
夜中に何度もトイレに起こされるのだが

 

トイレに連れて行くと全然出ない。

 

そして寝ている最中にお漏らしをしてしまうのだった。

 

 

自分は以前、施設で何人もの老人を相手に仕事をしていた

介護のプロだ。

 

今は母親1人だけを介護している。

 

だから楽だと思っていた‥。

 

しかし、毎日こんな事の連続で
寝不足と疲労が重なり

 

 

睡眠薬が効いていないのかと、気が付くと

無意識に大量の睡眠薬を
ケースから出していた‥!!

 

 

我に返り、自分のしようとしていた事に
ゾッとするのであった‥。

 

 

1人での介護に限界を感じ

母親を連れて施設の見学に行くのだった‥。

 

 

すると、その施設には、以前一緒に働いていた女性がいた!

 

前の施設を辞めて、今はここで働いていると言うのだった‥。

 

自分の考え方に合っている施設だから、お勧めだと言うのだが‥

 

 

その施設の老人たちを見ると、皆大人しく、元気がなく
殆ど寝ているような感じだった。

 

多分、多量の薬を飲まされているのだろう‥。

 

 

その施設の老人たちを見て娘は

 

母をここに入居させたら

笑う事も無くなるのではないかと思うのであった‥。

 

 

施設に入れる事を辞め、再び介護の毎日を送る日々が続き‥。

 

 

母親の、何を言っているのか分からない
叫ぶような声を近所の人達が聞き、家にやって来た!

 

そして虐待をしているのではないか?と言われ

 

激怒した娘は何も言わずに玄関の戸を乱暴に閉めるのだった‥。

 

介護に疲れ切ってしまった娘は母に

 

一緒に死のう‥と言うのだった‥!?

 

そして、母親の首に手をかけ‥‥

 

 

悲しずぎる結末が‥!!

 

 

 

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コミック@バンチ 2017年 05 月号

 

※死役所9巻は、2017年の夏に発売予定です!

 

「死役所」8巻・第39条 お気をつけて ネタバレ【生きていたら何処へでも行ける‥死んでしまえば、ひたすら待つだけ‥】

今晩は~!ホラー大好き、でも怖いの苦手な零です(^.^)

 

今回も引き続き「死役所」8巻を読んでみました。

  

 

8巻はこの39条でおしまいです。 

イシ間さんともお別れです!! ⇓

 

 

第39条 お気をつけて

 

「死刑課」でイシ間は
成仏許可申請書を書いていた。

 

 

不思議なもんだなぁ

あんたがここに来たときは

俺がこうして受付をしてたのによー。

 

 

そうですね(シ村)

 

 

しかし、俺よりも長く在籍してる奴も多いのに

何で俺なんだろうな?

 

 

そうですね(シ村)

 

 

何だよ、気のねぇ返事ばっかしやがって!

 

 

申し訳ございません(シ村)

 

 

 

‥‥以前、ご自身が犯した罪について

答えが見つからないとおっしゃっていましたね

 

 

ああ‥

 

 

答えは出ましたか?

 

 

 

そう聞かれ、複雑な顔をするイシ間。

イシ間は生前の事を思い出していた‥。

 

 

 

姪っ子のミチは、棟梁の建てた家の子供の
子守をして暮らしていた。

 

 

石間は、ミチは賢いから、本当はもっと
学を積んでもらいたいと思っていた‥。

 

 

しかし、あの事件以来、ミチは

学校へも行きたがらなくなってしまっていた。

 

 

だからといって、家にも1人で置いておけない‥。

 

 

 

生前、大工の仕事をしていた石間は
あの事件以来、元気が無かった‥。

 

 

棟梁に、最近やたらとうわの空で
空返事ばっかりだと指摘されるのだが‥

 

 

言える訳が無かった‥。

 

 

ミチの為に人を殺したなんて‥。

 

 

 

ミチは、あの少年達と似ている男性と道ですれ違うだけで
おびえ、怖がるようになってしまっていた。

 

 

石間は、あの少年たちを殺した事を
ミチには黙っていたのだが

 

余りにもミチが怯えるので

 

言った方がいいのか?と、迷っていた。

 

 

あいつらはオレが殺した

安心しろって‥

 

 

でも‥

 

 

それでミチが自分の罪まで背負うことになったら‥

 

そう思うと言えずにいるのだった‥。

 

 

 

 

そんな時、

 

ミチは包丁で自分の手首を切り

死のうとしていた!!

 

 

ばっ!馬鹿な事はやめろ!

 

 

やだ!放して!!

放しておじちゃん!

 

死にたいの!

 

もう嫌だ!

 

こんな思いで生きていたくない!

 

 

殺してよぉぉぉ!!!

 

 

泣き叫び、死のうとするミチに

これ以上、見えない影に怯えさせてたまるかと

 

 

石間はミチに真実を打ち明ける事にしたのだった‥。

 

 

あの少年たちを殺した事を伝え

 

少年たちを埋めた場所へとミチを連れて行き

 

死体を掘り起こして確認させるのだった。

 

 

 

 石間は、あの少年たちの事を殺されて当然だと思っていた。

 

 

しかし「死役所」に来てから

少年たちの人生史を一度だけ見たという‥。
(死役所には死んだ人たちのファイルが保管してある)

 

 

 

思わず同情するような人生だった‥。

 

 

だからって、許せはしねぇ

 

俺にとって大切なのはあいつらの人生じゃねぇ

 

ミチの人生だ!

 

 

その言葉を聞いたシ村が尋ねる‥

 

 

だから‥他の人間も自分の人生も

どうなってもよいと?

 

 

ああ‥と答えるイシ間。

 

 

 

念を押すようにシ村がイシ間に尋ねる。

 

 

それがイシ間さんの出した答えですか?と‥。

 

 

わからねぇ‥と答えるイシ間。

 

 

 

本当は罪なんて犯したくなかった。

ずっとミチのそばにいたかった。

 

 

だからって、殺した事を後悔してるかって言われたら

それもわからねぇ‥

 

 

 

もし今、同じことが起きたらどうしますか?

そう聞かれたイシ間は

 

 

殺すと、思う‥と答えるのだった。

 

 

その答えに対してシ村はこう言うのだった‥

 

 

答えを出せなくてもイシ間さんは

もうすぐ成仏するんです

 

関係ありませんよ、と。

 

 

はは、あんた本当に一貫してんな!

 

そうだな成仏すんだもんな。

 

 

 

ええ、お客様は仏様です

 

 

わはは‥

 

イシ間は吹っ切れたようだ‥。

 

 

イシ間は、成仏の門の前に立っていた。

 

 

 

許可書を持ったシ村と、シラ神さんが
見送りに来てくれていた!

 

 

 

シ村は、イシ間がシラ神さんの事を憧れていたからと
気を利かせて連れて来てくれたのだった。

 

 

秀哉がハヤシと一緒にやって来た。

 

 

ハヤシは、イシ間に辞令が来た事を
知らなかったので驚いていた。

 

 

イシ間さん‥地獄行きなんすかね‥?と

ハヤシがシ村に尋ねると。

 

 

どんな事情があれ殺人は殺人だと。

地獄へ行くならばそれ相応の罪だという事だと答える。

 

 

わかるけど‥納得がいかないハヤシ。

 

 

イシ間さんみたいな人が
地獄行きなんておかしいですよ!!

 

 

どうにかなんないんですか!?

 

 

 

確証はないが、地獄に行っても長い時間苦行を積む事で
天国へ行けると言われていると言うのだ。

 

 

何すかそれ!初耳すよ!

何で教えてくれなかったんすか!?

 

シ村はいつものように

聞かれませんでしたのでと一言(笑)

 

 

 

シラ神さんに知ってたか聞くと

「はい」と答えるのだった。

 

 

知らなかったのはハヤシだけだった!

 

 

シラ神さんは何やら手に紙袋を持って
もじもじとしていた。

 

 

シ村が気を効かせて、イシ間に

 

シラ神さんからお渡ししたいものがあるそうですと伝えると、シラ神は

 

 

あ‥の‥おこがましいとは思ったんですけと‥

 

その‥

 

恥ずかしそうに紙袋から

 

折紙で作った真っ赤なバラの花束
イシ間に送るのだった!

 

 

 ごめんなさい私の手作りなんかで‥

 

 

いつものように謝るシラ神に

 

いちいち謝んなって!

俺すごく嬉しいんだぜ!

 

ありがとな、シラ神さん!

 

ったく俺は‥とんだ果報者だなぁ‥と感激するのだった。

 

 

 

イシ間はシ村に

 

生きてたら‥どこへでも行ける‥でも

俺たちにはそれが出来ねぇ

 

 

会いたい人に会いに行く事も出来ねぇ

 

ひたすら待つだけだ。

 

 

あんただっていつ辞令が来るかわかんねぇんだ

覚悟しとけよ。

 

 

多分、あんたはすべてに納得して成仏でいると思うと言うのだった‥。

 

 

 

「成仏課」の職員が、イシ間と少年の名前を呼ぶ。

 

遂に、その時が来たのだ‥。

 

 

じゃあ‥皆

 

た、達者で‥

 

 

成仏の門へと行きかけた時

 

 

イシ間さんと呼ぶ声が!?

 

 

イシ間が振り返るとそこには

 

90度に深々と腰を曲げ礼をするシ村の姿が‥

 

 

本当にありがとうございました

 

 

お気を付けて

 

 

 

 顔を上げたシ村の顔は涙が出そうになるのを
必死でこらえているようだった‥。

 

 

 

ハヤシもイシ間を呼び止める!

 

 

イシ間とは生きているうちに逢いたかったと。

生まれ変わったら一緒に酒飲んでくださいと言われ

 

 

 イシ間の頬を涙が伝う。

 

 

 

ニシ川と新人のハシ本も
遠くからイシ間に一礼し、

 

 

別れの挨拶をしていた。 

 

 

 

石間は最後にニッコリとほほ笑み

 

あんまり泣かすんじゃねぇよ

 

馬鹿野郎!

 

ありがとな‥皆‥。

 

 

そしてイシ間と少年は

 

成仏の扉へと一緒に入っていくのであった‥。

 

 

 

 

死んでしまうと死刑囚は「死役所」で職員として働き

そして任期を迎えると辞令が出て、成仏するのだが‥

 

それで終わりではない!?

 

地獄に行ってしまったら!?

 

長い時間苦行を積む事で天国へ行けると言う‥。

 

天国に行ければ、成仏出来、

地獄に行けば、またその空間で生き続け?なければならないのだろうか‥?

 

天国へ行けない魂は、悪霊となって僕達の前に現れたりして‥。

 

きっとイシ間さんは天国にいける!

 

うん!絶対!!

 

 

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「死役所」8巻・第38条 理想の家族 ネタバレ【死んでから愛情確認して喜ぶなよ!!!】

こんばんは。
ホラー大好き、でも怖いの苦手な零です。

 

今回も引き続き「死役所」8巻を読んでみました。

 

 

 

 

第38条「理想の家族」ネタバレ

このお話は、感情を押し殺して生きていた
いたいけな子供のお話です。

 

 

小学生の秀哉くんは家で宿題をしながら
仕事をしている母親の帰りを待っていた。

 

 

もう少しで夜の8時になろうとしていた‥。

 

 

しばらくするとお母さんが帰って来た!

 

急いで玄関に出迎えに行く秀哉。

 

 

「夕飯食べた?」と聞く母に
少年は、「まだ」と答える。

 

 

すると母親は、眉間にしわを寄せて

 

 

「え?まだなの?何で食べないのよ。

早目に食べるよう言ってたでしょ!」

そう言うと、面倒くさそうに冷蔵庫を開け

 

何食べる?

ほら!

何がいいの!?

 

そう聞かれ、秀哉は「何でもいい」と返事をすると‥

 

 

何でもいいのが一番困るのよねー!

 

 

そう言って母親は

 

冷凍のチャーハンを自分で温めて食べる様に言うのだった‥。

 

 

 

秀哉くんは、お母さんと一緒に食べる事が出来れば

何でもいい‥と思っていたのだ。

 

 

父親も毎日、仕事で帰りが遅かった。

 

 

時計の針は既に夜の11時30分を回っていた。

 

 

 

秀哉は明日土曜日だからと夜更かしし
て父親の帰りを待っていた。

 

 

しばらくすると父親が帰って来た!

 

 

母親が帰って来た時と同じように玄関に迎えに行く。

 

 

すると父親は‥

 

まだ起きてるのか?早く宿題して寝なさい!

 

 

と、秀哉の相手をせずに行ってしまうのだった‥。

 

 

 

夜中の1時頃、急にトイレに行きたくなった秀哉は
一階に下りて行くと

 

夫婦が口喧嘩をしていた‥。

 

 

父親は、仕事が忙しいからと
子育てを母親に全部押し付けていた。

 

 

たまには仕事を休んで学校行事に
参加するよう母親が言うと夫は

 

普通母親が出るもんだと一歩も譲らない。

 

 

秀哉が産まれてから

私ばっかり犠牲になってるじゃない!

 

 

両親の言い争いを聞いていた秀哉は、
何も言わずに部屋へ戻るのだった‥。

 

 

 

 

朝起きると秀哉は風邪を引いてしまったのか

体が重く感じるのだった。

 

 

朝の8時

 

土曜日だったが、母親は仕事の為、既に家を出ていた。

 

父親は仕事が休みだったが、ちょっと出かけてくると

秀哉の様子も見ずに出かけようとしていた。

 

 

熱を測ってみると‥38.5℃あった!

 

 

秀哉は、お父さんが出かける前に

熱がある事を言った方が良いかな?と思ったのだが‥

 

 

いつも両親は忙しそうだし

自分の看病で仕事に行けなくなって

2人がまたケンカしたら悪いと思い

 

熱が出た事を黙っている事にした‥。

 

 

それに‥

 

 

今我慢していたら

きっと後で、褒めてもらえる

 

 

このまま熱、下がりませんように‥

 

 

 

午後1時‥38.6度

 

 

秀哉は体温計を見て「よし」と言う!?

 

 

しかし背中が痛かった‥

 

気持ちも悪いけど、お腹も減ってきた。

 

 

早く帰って来てよぉぉ‥。

 

幼い心が悲鳴を上げていた。

 

 

 

秀哉は高熱にうなされながら、
両親がまだ仲が良かった頃、自分が風邪を引いた時に
看病してくれた事を思い出していた‥。

 

 

ハチミツリンゴ生姜湯‥飲みたいなぁ‥。

 

 

夕方の4時半を過ぎても家には誰も帰って来なかった‥。

 

 

熱は39度まで上がっていた。

 

 

ボク‥このまま死んじゃうんじゃないかな‥

 

 

死ぬ前に、よく我慢したね

偉いぞって褒めてもらって‥

 

 

それで、いっぱい心配してもらって‥

 

 

ハチミツリンゴ生姜湯‥

 

 

 

夜の8時前に、やっと父親が帰ってきた!

 

 

ただいまー!

おーい秀哉!

夕飯喰ったか?

 

 

秀哉の姿が見えず、部屋のドアを開ける父親。

 

 

 

‥って、お前ずっと寝てたのか!?

 

土曜日だからって‥!?

 

 

やっと異変に気づいた父親!

 

 

秀哉!

おい秀哉!!

秀哉‥!?

 

 

秀哉はガクガクと体を小刻みに震わせ

ケイレンを起こしていた!

 

 

 

急いで奥さんに電話で連絡するのだが‥

仕事の最中なのか、けげんな対応をする。

 

 

もしもし!

 

‥いや、聞いてくれよ!!

 

秀哉がー!!

 

 

 

 

 

秀哉は「死役所」にやって来ていた‥。

 

 

坊主、病気か?と、イシ間が声を掛ける‥。

 

 

無言で立ち尽くす少年に石間は

 

えっと‥病気ごとに色々課があってだな‥と
「死役所」の説明を始めるのだった‥。

 

 

すると秀哉は、イシ間の手をつかみ

ぎゅっ‥と握るのだった‥。

 

 

 

イシ間に案内されシラ神さん担当の「病死課」に案内される秀哉。

 

 

 

秀哉は、インフルエンザを発症して亡くなったのだった‥。

 

 

それであんなに熱がでたんだ‥

そう言って肩を落とす秀哉を見てイシ間は

 

 

なっ坊主、元気出せ!

‥ってのはムリだろうから‥えーと‥

 

苦しい思いした分、来世では‥

 

いや‥あーと‥‥

 

 

 シ村から

 

何をそんなに必死になっておられるのですか?

と、ツッコミを入れられる。

 

 

だー、うるせいなっ!!

 

子供好きなイシ間は

うるっっと、泣き始める‥。

 

 

ごめんなさいハンカチか何かを‥と
心遣いを見せるシラ神。

 

 

 

あの‥ボクが死んだ時

お父さんとお母さん、どうしてたんですか‥?

 

そう尋ねる少年に、シ村が

 

2日間、昏睡状態だった間、ご両親は

つきっきりで、随分心配していたと答える。

 

 

そうなんだ‥

仕事も休んだってことですよね?

 

 

そうかもしれませんねぇ‥

 

生前はご両親が忙しく、よくお一人でいらしたようですが

 

最期は一緒にいられてよかったですねぇ

 

そうシ村が言うと秀哉は

 

はい、よかった!と返事をする。

 

 

少年は、両親が自分を心配してくれた事を喜ぶのだが‥

 

 

バン!

 

イシ間が机を叩き、立ち上がり怒り始める!?

 

 

何が良かっただ!

 

おめぇわかってんのか!?

 

死んじまったんだぞ!

 

もう父ちゃんと母ちゃんに会えねぇんだぞ!

 

 

死んでから愛情確認して、喜ぶなよ!!!

 

 

 

もっ‥! かっ、勘弁してくれよ‥

 

子どもが死ぬのは見てらんねぇ‥。

 

 

イシ間は、ぽたぽたと大粒の涙を机に落としていた。

 

 

 

それを不思議そうな顔をして見ていた秀哉だった‥。

 

 

 

 

その頃、この世では‥

 

 

亡くなった秀哉の遺体の前に

いがみ合う夫婦の姿があった‥。

 

 

どちらも相手のせいにしているのだった。

 

 

これで‥俺たちを繋ぐものがなくなったな‥

 

何それ‥今そんなこと言う‥?

 

最低‥

 

この夫婦の溝を修復してくれるものは
もう何もなかった‥。

 

 

 

「死役所」ではイシ間が取り乱してしまった事を詫びていた。

 

 

少年が申請書を書き終わるとイシ間は

秀哉の頭をわしゃわしゃと撫で

 

今までよく頑張ったな‥

 

と優しい顔を見せる。

 

 

秀哉もにっこりとほほ笑み返す。

 

 

 

なあ坊主‥


俺と一緒に成仏するか?

 

 

え?本当に!?

 

ああ、つっても俺は天国には行けねぇだろうから

途中までだけど‥。

 

 

 

イシ間さん、我々は‥

 

シ村が困り顔でそう言うと、イシ間は
重い口を開く‥

 

 

任期満了の辞令が来た

 

 

それを聞いて複雑な顔をするシ村とシラ神。

 

 

イシ間は今まで誰にも辞令が来ていた事を話していなかったのだ‥。

 

 

な、坊主

おめぇ今までずっと1人で寂しかったもんな。

 

成仏ぐらい誰かと一緒がいいよなぁ?

 

 

うん!と答える秀哉。

 

 

 

シ村さん。受付、頼んでいいか?

 

 

心を決めたイシ間がお願いをする。

 

わかりました‥

 

そう答えるシ村だった‥。

 

 

 

 

どれ程秀哉は愛情に飢えていたのだろう‥

両親の不仲は自分のせいだと、気を遣い

何も言えずに死んでしまった少年‥

 

今度生まれ変わる時は仲の良い親の元に

生まれて欲しいと思うのでした。

 

 

 

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